2018/09/26 11:10

前半からの続き

営業3課の百貨店ブロックの
受注チームについて、         
これまであまり触れませんでした。

理由は営業部隊をサポートしてくれた、心情的にも
大変ありがたい存在だったのですが、個人的には前半で触れた
人為的ミスの一部がここから発生していたからです。

今でも思い返すと、当時の複雑な心境が蘇ります。
この受注チームに同期入社の男性社員N氏が居ました。
彼とは特に、ミスが発生する度にぶつかりました。

私が真剣に話しかけていても、彼は茶化すというか、
薄ら笑いを浮かべ、一見して不誠実な感じで応対するので、
その度に私は「ムカッ」ときてしまい、
どうしても私の方が感情的になってしまうのでした。

ある時、こんな出来事がありました。
会社か独身寮か、どこでその話をしたのか覚えてませんが、
N氏が起こした人為的ミスについて、彼に私が食らいついた事が
ありました。

その時の彼からの返答が
「100%セールスマン(私)の責任だろ。」でした。

私は思わず頭に血が上り、興奮して、その時何を言ったのか
全く覚えてません。
おそらく「(セールスマン経験のない)お前に私の何がわかんだ!」
そんな事を言い返したように思います。

これより、長い説明になるかと思いますが、おつき合い願います。
まず、当時の営業職に就いていたセールスマンの背景から
説明致します。

大阪支店には、各部署を合わせたら総勢数十人の
セールスマンがおりました。
同じフロアで仕事をしておりますから、受注ミスや入力ミスなどの
人為的ミスで、セールスマンがミスを犯した担当者や責任者と
よく言い争いになる光景は日常茶飯事でした。

でも結果的に、セールスマンが尻ぬぐいするハメになっていました。
人為的ミスは、いつ、どのような形で、誰に降り掛かってくるか
わかりませんから、地雷を踏むような感じで、ハッキリ言って
私はそれが嫌でたまりませんでした。

上司や先輩に愚痴っても、皆さんの考えがバラバラで、本音では
どのように思っているかわからず、その状況を自分の中に
受け入れる事はできませんでした。

ますます自分を見失い、混乱するネガティブ・スパイラルにハマって
行きました。

今から思えば、この事が数年先にK社を退職する一つの要因に
なったように思います。



N氏が言った「100%セールスマン(私)の責任だろ。」

というメッセージ、人為的ミスについて上司や先輩の本心は、
どのように思っているかわからないという現実

この2つを冷静に考えてみたらわかる事だったのですが、

ミスが発生して一番迷惑を被り、困るのは誰?(得意先、お客様)

その後、当社の窓口であり、いち早くカバーできるのは誰?
(担当のセールスマン)

なぜ、皆さんの考えがバラバラなの?
(人の数分の受け止め方、持っている価値観が違うから)

チョット視点を変えたら、わかる事なのに、視野が狭く、
思い込みが激しい自分の性格に振り回されていた、
という事でしょうね。

私の心の中まで、面倒を見てくれる超優しい人なんて
当然居ませんでしたので、ハッキリ言って大バカ者でした。
今更ながら恥ずかしさが込み上げて来ます。

もし、30年前のおぼろげな記憶のままなら、
今も何も変わりはしませんでした。
しかし、今の私が振り返って、その言葉の
本当の意味を知り、正直、驚きました。

つまり、"問題の根本は外(他人の行為)になく、
内(自分の心)にある
"という事です。


上司や先輩方そしてN氏対して遅まきながら、
ご迷惑をかけて申し訳なかった、
という謝罪の念がわき上がりました。

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